【ワークマン】激安防滑シューズを改造してみる【後編】

【注意】この記事は後編です。前編はこちら。

出会ってしまった、もうひとつの「スタンスミスもどき」

さて、通い詰めた「#ワークマン女子 サンシャインアルパ店」に、スタンスミスもどきを探していた私は見つけてしまいました。そう、「これこそスタンスミスもどきじゃないか」と。それがこちら。

SG550 ファイングリップレイン | ワークマン公式オンラインストア (workman.jp)より, 2024/10/08閲覧

いやもうこれどう見てもあれじゃん!スタンスミスじゃん!と興奮しました。流石に後ろ側はおざなりですが、まあそういうコートスニーカーです、という形で売っているので仕方ないのでしょう。というかドライビングシューズが模倣しすぎなんだよ

おまけに雨の時期にありがたい防滑性を備えており、更に合成皮革なので濡れても安心!それどころか、4cmの水溜りに突っ込んでも足が染みないという無駄にワークマンらしさを推してきた逸品!そもそもそこまでの水溜りができるような天気に外でないよ!と思うのですが、そのへんもワークマンならではというべきでしょうか。

おまけにドライビングシューズは3,500円でしたが、なんとこちらは恐ろしいことに、2,500円。元のスタンスミスを買う金で8足も買えてしまう!激安すぎる!……しかしこの2,500円という値段。なにもないわけじゃありませんでした。

「そもそも気づいてなかったはずがない」

冷静に考えて下さい。原板井はお店の人に不審なのっぽと思われる (であろう) レベルまで「#ワークマン女子 池袋サンシャインアルパ店」に通い詰めていました。どこにもないのかと、レディースの靴コーナーまで隈なく目を皿のようにして探していたのです。そんな私の前に、あからさまにスタンスミスっぽい見た目のこの靴、気付かなかったわけがありません。

実はこの靴、実際に見てみるとわかるのですが、「合成皮革」っぽさが店頭で消えてしまっています。基本的にワークマンやらユニクロやらといった安服屋では靴は箱には入っておらず、雑多に陳列されたり、靴用ハンガーにかけられて販売されています。ABCマートやatmosで靴を買って帰って開封するときの、あのワクワク感は安服屋の靴にはありません。

ワークマンも靴は吊るし売りが基本です。吊るされていないのは吊るしようがないブーツや長靴程度。ということで、外気には触れるし、前後の靴とこすれます。おまけにいくらインスタ映えを狙って「#ワークマン女子」なんて気取った名前をメンズもあるのに名乗ったところで、ここは「職人の店」ワークマンです。正直に申し上げましょう。ゴム靴にしか見えなかった。

近づいて素材表示見たときの驚きですよ。「これ合成皮革なの!?」と一周回って混乱してしまいました。おそらく「#ワークマン女子 サンシャインアルパ店」の女性店員さんたちも「あまりに来すぎてついにあののっぽも狂ったか」と思ったでしょうが、狂ってるのは私ではありません。ワークマンです。そこは譲りません。

とはいえ、合成皮革でしかも2,500円。おまけに防滑性があると買ったはいいものの、レジでエコバッグに靴をしまっているときに気付くのです。「なんか妙に靴紐短いな」と。そこで思い出したのがこの動画。

もともとはレザードライビングシューズを狙っていた私は思い出してしまったのです。「まさかこの靴も、靴紐110cmなのか……?」と。

基本的に大人の靴で靴紐110cmというのは珍しいです。というか短いです。120cmはないと結ぶに結べんよ、普通。その足で私は動画主さんが行ったようにセリアに行って、ゴムの靴紐を買ってまいりました。GUのレザースニーカーも紐交換はしているのですが、そちらが400円ほどのロー引き紐 (蝋を塗った耐久性の高い紐) でよりレザースニーカーの風合いを高めたのに対して、こちらはセリアのゴム紐110円。まあ、ぶっちゃけ雨靴だし

家に帰って磨き込んでやると、そこそこフェイクレザー感は出てくれました。そこは本革感出てくれよと思いますが、まあぶっちゃけ雨靴だし

そして実際に雨に濡れた日、私はこの靴で出かけました。3日間、1日20000歩で60000歩、この靴を履いて歩き込みました。素晴らしいものでした。なにしろ濡れた大理石でもすべらないし、水溜りに踏み込んでも濡れません。不満なんてありませんよ。

インソールを除けば。

このインソール、タダの紙じゃないの!

この靴のインソール、60000歩歩けば分かるのですが足元の感覚をダイレクトに伝達してきます。痛いとかそういう次元じゃありません。20000歩程度しか歩けたものじゃありません。それもそのはず、「Aegis」ロゴをでっかくプリントしただけの布っきれでしかないのです。

「20000歩あるけりゃ十分だろ」って?もし体力が弱ってるときに、火事場で火の手が迫ってきていたらどうするのですか。「30000歩歩ければ火事から逃げることができたのに」とあの世でワークマンを恨むのでしょうか?

ありがたいことに、ワークマンは靴だけが安いわけじゃありません。何もかもが安い、それがワークマンです。そう、インソールもね

IS510 立体構造インソール 1足 | ワークマン公式オンラインストア (workman.jp)より, 2024/10/08閲覧

普通の靴屋ではインソールなんて1000円代後半から2000円くらいはするんですよ。なんですか880円って。元の靴のインソールは圧着されていないので交換もらくらく。まるであたかも最初からこれと靴で3380円の靴として売っているかのようです。うん、十分安いね。

防滑性に通気性、衝撃吸収に土踏まずサポートまで手に入れて、この靴はどこへ行くのでしょうか。強いて言うなら、最初から120cmの靴紐を付けてくれれば完璧だったのですが、そこの配慮は足らんかったぁ……。

ということで、雨ですがこれから歩きに行こうと思います。これは間違いなくマストバイだと思います。ですが一言言わせて下さい。

メンズ商品半分くらいある店舗を「#ワークマン女子」というブランドで出すなよ。入りにくいだろ。

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