こんにちは、原板井まさまるです。今回もオタクの脱・不審者コーデやっていきましょう。
チェックシャツを捨てよ
いやまあ、別に本当にゴミ箱に入れろと言っているわけではありません。前回も言った通り、別にネルシャツに罪はない。罪はないんですが、ネルシャツというのはオタクにとって最も身近な服装であるにも関わらず、最も着こなしが難しいシャツです。何故か?
現在、世間ではチェックシャツのイメージは「上級者向け」という認識です。「ファッションに興味のないオタクが、お母さんから買ってもらった間に合わせの服」というイメージが定着してしまったことが大きいでしょう。
「オジサンがチェックシャツって子供っぽくない?」だって。チェックシャツ嫌いのJDたちの好感度をアップさせる着こなしのコツ | FORZA STYLE|ファッション&ライフスタイル[フォルツァスタイル] (archive.org)
うーん、もう少しこう何と言うか、手心と言うか……と思いますが、まあまず「オタクの制服」というイメージがどうしてもついてしまっていることは事実。ですが、ネルシャツには「オタクの制服」という枠を超えてもう少し難しい要素が立ちはだかります。同じページにはこうとも書いてありました。
奇抜な原色や多くの色が組み合わさった派手なチェックシャツは主張が強く、似合うアイテムも限られてきます。
「オジサンがチェックシャツって子供っぽくない?」だって。チェックシャツ嫌いのJDたちの好感度をアップさせる着こなしのコツ | FORZA STYLE|ファッション&ライフスタイル[フォルツァスタイル] (archive.org)
主に以下の3つの点で、ネルシャツとファッションの相性は悪いのです。
- 「ファッションに興味のないオタクがお母さんに買ってもらった」イメージが強すぎる
- 奇抜な原色が使われている
- 1つの服の中に多くの色が組み合わされている
1番目のことに関しては全オタクはもう平身低頭してネルシャツ様にお詫びを申し上げる他ないのですが、実は忘れてはいけないことに、「ガッツリ原色が使われている」「そして1つの服の中に複数の色が散りばめられている」ことはファッションの難易度が格段に上がる要素なのですね。
ファッション初心者がズレないための「3色コーデの原理」
ファッションの世界では「無難な色を2色とアクセントとなる1色を組み合わせて3色でまとめよ」という「3色コーデの原理」があります。「モノトーン、ネイビー、ブラウンなどの無難な色を2ライン、そこに差し色」というのがすっきりした見た目になるわけですね。完全に黒1色でまとめるのもクラウドやセフィロスみたいに難易度バリバリに上がるのですが、4色以上あると色が散りすぎてよくわかんないことになる。ではネルシャツを見てみましょう。
そうです、ベースカラーは濃い赤だの黄色だの、あるいは青だの緑だのと原色が全面にバーンとしようされています。おまけにそこに差し色と言うにはあまりに主張の激しい別の色が2色・3色と散りばめられてしまっている。つまりここから3色コーデに無理やり仕上げるとするならば、「色を邪魔しないモノトーンアイテムと残り1色」くらいで仕上げないといけないのです。
原色コーデの場合、メインカラーの補色となる色のアイテムを用意すればなんとかなる。でもそんな都合いいアイテムをオタクが持ってるわけがないだろという話ですね。例えば黄色いネルシャツの補色なんて「パープル」ですよ。パープルのズボン、家の引き出しはおろかユニクロでもまあないよ。そしてネルシャツそれぞれに補色のズボンを買いますかという話。
大正義・白T
実際にはユニクロとかにいくと店員さんはきちんとネルシャツを着こなしていたりします。そもそも服屋の店員さんなのでどんなファッションも着こなせなければ商売にならないからでしょうね。「オタクの制服じみてるからネルシャツなんか売れません!」なんて泣き言を言っているわけにもいかないでしょうし。
でもそれは服屋の店員さんの問題であって、我々は服に興味のないオタクです。ではそんなオタクが不審者コーデから脱却するにはどうするか。決まっているでしょう。ネルシャツはマサラタウンとともにさよならバイバイするしかないのです。そして俺は無難な白Tシャツと街にでる。
大体が「白いTシャツとその上になんか1枚の無難な色のアウター」でしまります。白い長袖Tとセットアップのジャケットや襟付きカーディガン。白い半袖Tと半袖のシャツ。そして上半身とは違う無難な色のボトムスを用意して、そこに黒いスニーカーでも履いておけばまあそこそこの服装に仕上がるでしょう。実際、そのへんのファッションサイトでもそういうファッションが簡単に出てきます。
白自体を差し色扱いにしてしまえば「無難にアクセント」をつけることもできて、若干きれいめに仕上がります。ビジカジで黄色だの水色だのを無難にアクセントというのも変ですからね。「ネイビー・ダークグレー・ダークブラウンから2色+黒・白」。これで服装は落ち着いた、いかにも「フリーランスでエンジニアとかコンサルタントとかやらせてもらってます」みたいな服装に近づけます。
にしても、チェックシャツをお母さんが買ってくるのは、チェックシャツを着こなせるくらい息子にはおしゃれさんになってほしいのかな……。

